本態型の自律神経失調症

本態型の自律神経失調症

自律神経失調症の多くは環境の変化やホルモンバランスの変化、ストレスなど何らかの原因によって(それを自覚できるかは別ですが)発症しますが、全く原因が無いのにも関わらず体質によって急に自律神経失調症を発症してしまう人が存在します。それは本態型自律神経失調症です。

 

本態型自律神経失調症は体の中の変調が特に無いにも関わらず、急に自律神経失調症が引き起こされるもので、非常に厄介なものです。本態型自律神経失調症を発症する人及びこれに対するリスク因子を持つ人自体が極めて少ないため、研究もあまり進んでいないのが現実です。しかし、これを引き起こす人の中には性格に偏りがあることも知られています。

 

本態型自律神経失調症を発症する人は、元の性格が繊細だったりストレスに弱い人が多いようです。そのため、日頃からストレスを受けやすい性格であることは間違いないとされています。前述の通り、本態型自律神経失調症はストレスが直接の引き金になっていないことは確かなようですが、一方で日常的にストレスを溜めやすい人が発症していることは事実であり、見逃せない点です。

 

つまり、本態型自律神経失調症の原因であるかないかに関わらず、ストレスへの対策を取るべきで、結局は一般的な自律神経失調症と同じ対処法を取るという結論に至ります。できるだけストレスを感じぬよう、またストレスの吐き出し方も確保しておき、できるだけ一人で溜め込まないようにする工夫が求められるのです。