神経症型の自律神経失調症

神経症型の自律神経失調症

神経症型自律神経失調症はその名の通り神経症状が有意に出る自律神経失調症の一形態であり、自律神経のバランスを崩すことによる心身症状がストレートに発現したタイプということができます。主に不眠や手足のしびれ、冷え、めまいや立ちくらみなどの身体症状と共に、原因のない言い知れぬイライラや不安感などの精神の不安定感が発生します。このタイプの自律神経失調症は、特に精神症状の発現に関しては元の性格が大きく関わっているとされています。

 

神経症型自律神経失調症の精神症状は、元の性格がすでにちょっと細かい性格であったり、過敏だったりする人に好発します。そして精神症状が発現すると元の性格がさらに強まったような変化を見せ、さらに過敏になった性格によりストレスを溜めやすくなり、その結果自律神経失調症が悪化する…と言った悪循環に陥りやすいものです。

 

神経症型自律神経失調症の予防にも治療にも、元の性格を一部矯正するような働きかけが必要になります。あまり他人に対して細かいことを感じないよう、どっしりと構え寛容になることが求められます。もともとこれらの性格も自分への自信の無さから来ているところが大きいため、自信を得て精神的に安定すれば、神経症型自律神経失調症の精神症状も収まっていきますし、ストレスが軽減されることで自律神経失調症そのものも快方に向かうことになります。まずは何より精神を安定させることが重要です。