心身症型の自律神経失調症

心身症型の自律神経失調症

心身症型自律神経失調症は主に身体症状が強く現れるタイプの自律神経失調症で、健全な日常生活を送る上で大きな障害となる大変厄介なタイプです。自律神経失調症によくある睡眠関連障害がよく発生するのもこのタイプで、社会生活の継続に大きな障害となってしまいます。

 

このタイプの自律神経失調症は自律神経の失調が他の不随意な運動を管理する神経の失調を発生させてしまっているために起こり、特に交感神経・副交感神経が害されると前述の睡眠関連障害、具体的には入眠困難・中途覚醒・早期覚醒など、その他には立ちくらみやめまい、冷え性、手足のしびれなどがあります。睡眠関連はもちろん、立ちくらみやめまいも血流や血圧の調節がうまくいっていないから発生し、この調節は当然ながら本人が意識的に行うことはできません。このような無意識下に行われる不随意な運動がうまく行かなくなるため対処が難しく、自律神経失調症そのものの治療も難しいことから長期間に渡り社会生活において非常に大きな不便を強いられることとなります。

 

心身症型自律神経失調症が一度発症してしまうと非常に大変な思いをすることとなるため、普段からの予防が重要です。心身症型も他の自律神経失調症と同じくストレスが大きく関わっており、自律神経失調症の原因の中で唯一意識的にコントロールできる要因がストレスですので、日々の生活からできるだけストレスを受けないよう、また溜め込まぬよう心がける必要があります。